コラム
中道 健太
<家づくりの基礎知識>住宅の建築工法にはどんな種類がある?
家づくり
こんにちは!アヤホームの中道です。
家の建て方には、いくつか種類があることをご存知でしょうか?
家を建てる方法は「住宅工法」と呼ばれ、それぞれ素材や構造が異なります。
どの工法が優れているというわけではありませんが、それぞれにメリットやデメリットがありますので、後悔しない家づくりのためにもどんな工法があるのかを知っておいていただければと思います。
■木造軸組工法
日本で昔から広く用いられてきた工法で、「在来工法」とも呼ばれます。
今でも、住宅の約8割が木造軸組工法で建てられていて、当社もこの工法を採用しています。
文字通り、すべて木材で建てられていることから日本の風土によく馴染み、木のぬくもりを感じられるのがメリットです。
柱と梁によって建物を支える構造で、設計の自由度が高いのも大きな特徴のひとつ。さまざまな設計デザインに柔軟に対応できるのが魅力です。
自由度が高い反面、施工する職人の技術や使用する木材によって品質に差が出るのがデメリットのひとつ。そのため、安心して任せられる実績豊富な住宅会社を選ぶことが大切です。
■ツーバイフォー(2×4)工法
北米で主流の工法で、「木造枠組壁式工法」のひとつです。木造枠組壁式工法にはツーバイフォー以外にも、ツーバイシックス(2×6)やツーバイエイト(2×8)などがあります。
ツーバイフォーは、2インチ×4インチの角材で柱を組み、合板などのパネルで壁をつくって箱形構造にしていきます。壁で建物を支える構造のため、室内が凸凹のないスッキリとした空間になるのが特徴です。
面で支える構造となるため、開口部を広くできないのがデメリットのひとつ。木造軸組工法に比べて、増改築の自由度も低いといえるでしょう。
■軽量鉄骨造(プレハブ工法)
多くの大手ハウスメーカーが採用している工法で、柱や梁などの骨組みに厚さ6mm未満の軽量鉄骨を使って家を建てていきます。
工場で各部材を大量生産することで現場での作業が楽になるほか、施工する職人の経験や技術に左右されないのがメリットのひとつ。安定した品質が保証されます。木造と比べると強度も高く、耐震性にすぐれている工法です。
デメリットとして挙げられるのは、木造と比べて設計の自由度が低いことと、湿度の調整がしづらいということ。軽量鉄骨の家では特に、こまめな換気が大切といえるかもしれません。
家づくりの際には、ぜひ参考にしてみてくださいね!
家の建て方には、いくつか種類があることをご存知でしょうか?
家を建てる方法は「住宅工法」と呼ばれ、それぞれ素材や構造が異なります。
どの工法が優れているというわけではありませんが、それぞれにメリットやデメリットがありますので、後悔しない家づくりのためにもどんな工法があるのかを知っておいていただければと思います。
■木造軸組工法
日本で昔から広く用いられてきた工法で、「在来工法」とも呼ばれます。
今でも、住宅の約8割が木造軸組工法で建てられていて、当社もこの工法を採用しています。
文字通り、すべて木材で建てられていることから日本の風土によく馴染み、木のぬくもりを感じられるのがメリットです。
柱と梁によって建物を支える構造で、設計の自由度が高いのも大きな特徴のひとつ。さまざまな設計デザインに柔軟に対応できるのが魅力です。
自由度が高い反面、施工する職人の技術や使用する木材によって品質に差が出るのがデメリットのひとつ。そのため、安心して任せられる実績豊富な住宅会社を選ぶことが大切です。
■ツーバイフォー(2×4)工法
北米で主流の工法で、「木造枠組壁式工法」のひとつです。木造枠組壁式工法にはツーバイフォー以外にも、ツーバイシックス(2×6)やツーバイエイト(2×8)などがあります。
ツーバイフォーは、2インチ×4インチの角材で柱を組み、合板などのパネルで壁をつくって箱形構造にしていきます。壁で建物を支える構造のため、室内が凸凹のないスッキリとした空間になるのが特徴です。
面で支える構造となるため、開口部を広くできないのがデメリットのひとつ。木造軸組工法に比べて、増改築の自由度も低いといえるでしょう。
■軽量鉄骨造(プレハブ工法)
多くの大手ハウスメーカーが採用している工法で、柱や梁などの骨組みに厚さ6mm未満の軽量鉄骨を使って家を建てていきます。
工場で各部材を大量生産することで現場での作業が楽になるほか、施工する職人の経験や技術に左右されないのがメリットのひとつ。安定した品質が保証されます。木造と比べると強度も高く、耐震性にすぐれている工法です。
デメリットとして挙げられるのは、木造と比べて設計の自由度が低いことと、湿度の調整がしづらいということ。軽量鉄骨の家では特に、こまめな換気が大切といえるかもしれません。
家づくりの際には、ぜひ参考にしてみてくださいね!