コラム
中道 健太
キレイをキープ♪注文住宅を建てるなら、収納上手になれる間取りを目指そう!
住まいのノウハウ
こんにちは!アヤホームの中道です。
日々暮らしていると、知らず知らずのうちに増えるモノ、モノ、モノ…。大掃除や模様替えをして心機一転、「今度こそは、常にスッキリ片づいた家を目指そう!」と思っていても、いつの間にかソファの上に脱いだコートや鞄が置きっぱなし、至るところに子どものおもちゃが点々と…という経験を繰り返している人も多いのではないでしょうか?
「収納が少ないから」と諦めている人も多いかもしれませんが、せっかく注文住宅を建てるなら、自然とモノが片付く家づくりを目指してみませんか?
そのために重要なのは、綿密な収納計画です。間取りの工夫次第で、片付けが苦手な人でも収納上手になれること間違いなし♪
今日は、収納づくりのポイントやコツをご紹介します。ぜひ、家づくりの参考にご覧ください。
収納はたっぷりと、あればあるほどいいのでしょうか?もちろん、敷地面積や予算に余裕があり、どんな家でも思い通りに建てられるのであれば、それも間違いではありません。けれど、それぞれに限りがあるのが一般的。そのため、使い勝手のいい収納とはどんなものか、片付けやすい収納とはどんなものかをしっかりと把握し、自分たちの暮らしにあわせて無駄なく計画することが何より大切です。ここでは、最適な収納づくりのポイントを解説します。
「収納は、できるだけたくさんほしい」
このように思われている人も多いはずです。でも実は、収納がたくさんあればあるほど家が片付きやすくなるかというと、そうではありません。収納は、使い勝手のいい場所に、適切な量がなければうまく機能しないのです。
使い勝手や動線にこだわらず、スペースが取れた場所になんとなく収納をつくってしまうとどうなるでしょうか?
『収納場所が遠くて、しまいに行くのが面倒臭い…』
『大きさが足りなくて、入れたいと思っていたモノがおさまらない…』
となってしまい、せっかくのマイホームが “散らかりやすい家”になってしまうかもしれません。収納は、適材適所になければ、いくらたくさんあったとしてもスペースの無駄遣いになりかねないのです。
収納の形式はさまざまですが、目安としては衣類だけで1人1帖。他のモノも収納するためには、倍の2帖(約1坪)が必要といわれています。
また、総床面積に対する収納スペースの面積の比率を「収納率」と呼びますが、理想とされている収納率は戸建てで12~15%程度。それぞれのご家庭にとって最適な面積は異なりますが、家づくりの際にはぜひ参考にしていただければと思います。
では実際に、失敗しない収納づくりのためには、どのような手順で計画すればよいのでしょうか?ここでは、収納計画を進める際のポイントをお伝えします。
「片付きやすい家」にするためにまず考えたいのが、毎日のように出し入れをする衣類についてです。衣類は、収納から出して着て、洗濯して、収納するというサイクルを毎日のように繰り返します。片付けること自体が苦にならず、ストレスなく出し入れができる収納があれば、日々の家事や暮らしが快適になること間違いなし!
たとえば、あなたは衣類をハンガーにかけて収納するタイプでしょうか?それとも、畳んで引き出しにしまうタイプでしょうか?自分のタイプを知ることで、最適な収納というのが見えてくるはずです。
収納を考える上で重要なのが、自分たちの持ち物の量をしっかり把握することです。そして、今はできていないけれど、それらを本当はどこに収納したいのか、そして、今何が片付いていないのかを書き出してみることをおすすめします。この作業によってモノの定位置を決めることができれば、自然と片付きやすい家になっていきます。
また、新築を機に、今あるモノすべてが本当に必要かを見直し、断捨離してみるのもおすすめです。余分な荷物を減らすことで、必要な収納スペースも減り、建築コストの削減にもつながります。
収納計画のポイントは、収納を生活動線上につくることです。いくら大きな収納を確保していても、普段はあまり行かない場所にあったとしたら?しまいに行くのが面倒なのはもちろん、無駄な動きが増え、時間のロスにもつながります。朝起きて、身支度をして、家事をして、仕事に行って、帰ってきて…といった日々の動きのなかで、どんなものを、どこで使うのか?具体的にイメージしながら計画することが大切です。
収納と一口にいっても、それぞれの場所ごとで収納するモノも収納の仕方も異なります。収納計画のポイントや進め方がわかったら、場所ごとにどんな収納が必要かを考えてみましょう。
家づくりの際、特にこだわりたいという人が多いキッチン。おしゃれで、いつもスッキリ片付いているキッチンに憧れるという人も多いことでしょう。キッチンはこまごまとしたアイテムが多く、また、新たに増えるモノも多いことから、キレイに保つのが難しい場所のひとつでもあります。とはいえ、収納の基本はすべて同じ。コンロの近くに鍋やフライパン、作業スペースの近くに包丁やボウルなど、使う場所の近くに収納できるのが理想です。
また、可能な限りパントリーは確保したいもの。ストック類の収納はもちろん、調理家電やゴミ箱などもすべてパントリーに収納すれば、生活感の出ないおしゃれなキッチン空間が保てます。
家族みんなが集まり、もっとも散らかりやすいリビング。小さくても、リビングの一角に収納をひとつ設けておくことで、スッキリとした空間を保ちやすくなります。
掃除機の収納スペースも、リビングに確保しておくと便利です。最近は、ロボット掃除機を使っているご家庭も多いため、あらかじめ暮らしの邪魔にならず、充電しながら収納できる場所を確保しておくことをおすすめします。
トイレで収納したいモノといえば、トイレットペーパーや生理用品、掃除道具など。トイレはゲストにも使ってもらう場所なので、できればどれも目につかない場所にしまっておきたいものです。せっかくマイホームを建てるなら、最適なサイズの収納を造作してもらうのもおすすめ。ニッチを活用してもいいですね!
洗面脱衣室は、バスタオルや着替え、洗剤類のストックなど、意外と収納したいモノが多い場所。洗面台にも小物類があふれ、雑然としがちな空間です。その反面、使うモノがある程度決まっているというご家庭も多いはず。そのため、モノの定位置を決め、片付けやすい収納をつくっておくことで、いつもスッキリ清潔感のあるスペースを保つことができます。
また、洗濯機を置くことも多い脱衣所。脱ぐ、洗う、干す、しまうといった家事動線を考えて収納を計画することが、日々の家事楽を叶えるポイントです。
従来は、主に靴を収納する、いわゆる「下駄箱」が玄関収納の主流でしたが、最近はシューズクローク(土間収納)が人気です。
シューズクロークには靴だけでなく、カバンや帽子などのお出かけアイテムもまとめて収納でき、ハンガーパイプをつけておけば上着やレインコートなども収納可能。帰宅動線上に収納があることで、「2階のクローゼットまで行くのが面倒で、脱いだ上着をリビングのソファに置きっぱなし…」なんていうことにもなりません。少し広くスペースをとって土間にしておけば、ベビーカーやアウトドア用品なども収納できて便利です。
アヤホームでは、綿密なヒアリングを通して、それぞれのご家庭にぴったりの収納プランをご提案いたします。まずは、お話をお聞かせください。みんなの憧れの的になるような、収納上手さんを目指しましょう!
日々暮らしていると、知らず知らずのうちに増えるモノ、モノ、モノ…。大掃除や模様替えをして心機一転、「今度こそは、常にスッキリ片づいた家を目指そう!」と思っていても、いつの間にかソファの上に脱いだコートや鞄が置きっぱなし、至るところに子どものおもちゃが点々と…という経験を繰り返している人も多いのではないでしょうか?
「収納が少ないから」と諦めている人も多いかもしれませんが、せっかく注文住宅を建てるなら、自然とモノが片付く家づくりを目指してみませんか?
そのために重要なのは、綿密な収納計画です。間取りの工夫次第で、片付けが苦手な人でも収納上手になれること間違いなし♪
今日は、収納づくりのポイントやコツをご紹介します。ぜひ、家づくりの参考にご覧ください。
1.収納づくりの基礎知識
収納はたっぷりと、あればあるほどいいのでしょうか?もちろん、敷地面積や予算に余裕があり、どんな家でも思い通りに建てられるのであれば、それも間違いではありません。けれど、それぞれに限りがあるのが一般的。そのため、使い勝手のいい収納とはどんなものか、片付けやすい収納とはどんなものかをしっかりと把握し、自分たちの暮らしにあわせて無駄なく計画することが何より大切です。ここでは、最適な収納づくりのポイントを解説します。
▼収納のポイントは“量”ではない
「収納は、できるだけたくさんほしい」
このように思われている人も多いはずです。でも実は、収納がたくさんあればあるほど家が片付きやすくなるかというと、そうではありません。収納は、使い勝手のいい場所に、適切な量がなければうまく機能しないのです。
使い勝手や動線にこだわらず、スペースが取れた場所になんとなく収納をつくってしまうとどうなるでしょうか?
『収納場所が遠くて、しまいに行くのが面倒臭い…』
『大きさが足りなくて、入れたいと思っていたモノがおさまらない…』
となってしまい、せっかくのマイホームが “散らかりやすい家”になってしまうかもしれません。収納は、適材適所になければ、いくらたくさんあったとしてもスペースの無駄遣いになりかねないのです。
▼必要な収納スペースはどれくらい?
収納の形式はさまざまですが、目安としては衣類だけで1人1帖。他のモノも収納するためには、倍の2帖(約1坪)が必要といわれています。
また、総床面積に対する収納スペースの面積の比率を「収納率」と呼びますが、理想とされている収納率は戸建てで12~15%程度。それぞれのご家庭にとって最適な面積は異なりますが、家づくりの際にはぜひ参考にしていただければと思います。
2.収納計画の上手な進め方
では実際に、失敗しない収納づくりのためには、どのような手順で計画すればよいのでしょうか?ここでは、収納計画を進める際のポイントをお伝えします。
▼ハンガーor引き出し?自分のタイプを知る
「片付きやすい家」にするためにまず考えたいのが、毎日のように出し入れをする衣類についてです。衣類は、収納から出して着て、洗濯して、収納するというサイクルを毎日のように繰り返します。片付けること自体が苦にならず、ストレスなく出し入れができる収納があれば、日々の家事や暮らしが快適になること間違いなし!
たとえば、あなたは衣類をハンガーにかけて収納するタイプでしょうか?それとも、畳んで引き出しにしまうタイプでしょうか?自分のタイプを知ることで、最適な収納というのが見えてくるはずです。
▼持ち物の量と収納したい場所を把握する
収納を考える上で重要なのが、自分たちの持ち物の量をしっかり把握することです。そして、今はできていないけれど、それらを本当はどこに収納したいのか、そして、今何が片付いていないのかを書き出してみることをおすすめします。この作業によってモノの定位置を決めることができれば、自然と片付きやすい家になっていきます。
また、新築を機に、今あるモノすべてが本当に必要かを見直し、断捨離してみるのもおすすめです。余分な荷物を減らすことで、必要な収納スペースも減り、建築コストの削減にもつながります。
▼生活動線を基準に考える
収納計画のポイントは、収納を生活動線上につくることです。いくら大きな収納を確保していても、普段はあまり行かない場所にあったとしたら?しまいに行くのが面倒なのはもちろん、無駄な動きが増え、時間のロスにもつながります。朝起きて、身支度をして、家事をして、仕事に行って、帰ってきて…といった日々の動きのなかで、どんなものを、どこで使うのか?具体的にイメージしながら計画することが大切です。
3.場所別収納ポイント
収納と一口にいっても、それぞれの場所ごとで収納するモノも収納の仕方も異なります。収納計画のポイントや進め方がわかったら、場所ごとにどんな収納が必要かを考えてみましょう。
▼キッチン
家づくりの際、特にこだわりたいという人が多いキッチン。おしゃれで、いつもスッキリ片付いているキッチンに憧れるという人も多いことでしょう。キッチンはこまごまとしたアイテムが多く、また、新たに増えるモノも多いことから、キレイに保つのが難しい場所のひとつでもあります。とはいえ、収納の基本はすべて同じ。コンロの近くに鍋やフライパン、作業スペースの近くに包丁やボウルなど、使う場所の近くに収納できるのが理想です。
また、可能な限りパントリーは確保したいもの。ストック類の収納はもちろん、調理家電やゴミ箱などもすべてパントリーに収納すれば、生活感の出ないおしゃれなキッチン空間が保てます。
▼リビング
家族みんなが集まり、もっとも散らかりやすいリビング。小さくても、リビングの一角に収納をひとつ設けておくことで、スッキリとした空間を保ちやすくなります。
掃除機の収納スペースも、リビングに確保しておくと便利です。最近は、ロボット掃除機を使っているご家庭も多いため、あらかじめ暮らしの邪魔にならず、充電しながら収納できる場所を確保しておくことをおすすめします。
▼トイレ
トイレで収納したいモノといえば、トイレットペーパーや生理用品、掃除道具など。トイレはゲストにも使ってもらう場所なので、できればどれも目につかない場所にしまっておきたいものです。せっかくマイホームを建てるなら、最適なサイズの収納を造作してもらうのもおすすめ。ニッチを活用してもいいですね!
▼洗面脱衣室
洗面脱衣室は、バスタオルや着替え、洗剤類のストックなど、意外と収納したいモノが多い場所。洗面台にも小物類があふれ、雑然としがちな空間です。その反面、使うモノがある程度決まっているというご家庭も多いはず。そのため、モノの定位置を決め、片付けやすい収納をつくっておくことで、いつもスッキリ清潔感のあるスペースを保つことができます。
また、洗濯機を置くことも多い脱衣所。脱ぐ、洗う、干す、しまうといった家事動線を考えて収納を計画することが、日々の家事楽を叶えるポイントです。
▼玄関
従来は、主に靴を収納する、いわゆる「下駄箱」が玄関収納の主流でしたが、最近はシューズクローク(土間収納)が人気です。
シューズクロークには靴だけでなく、カバンや帽子などのお出かけアイテムもまとめて収納でき、ハンガーパイプをつけておけば上着やレインコートなども収納可能。帰宅動線上に収納があることで、「2階のクローゼットまで行くのが面倒で、脱いだ上着をリビングのソファに置きっぱなし…」なんていうことにもなりません。少し広くスペースをとって土間にしておけば、ベビーカーやアウトドア用品なども収納できて便利です。
4.収納上手になれるアナタにぴったりの間取りを一緒に考えましょう!
アヤホームでは、綿密なヒアリングを通して、それぞれのご家庭にぴったりの収納プランをご提案いたします。まずは、お話をお聞かせください。みんなの憧れの的になるような、収納上手さんを目指しましょう!