コラム
中道 健太
家を建てるなら知っておきたい!注文住宅で後悔しがちなポイントとは?
家づくり
こんにちは!アヤホームの中道です。
多くの人にとって、一生に一度の家づくり。
「絶対に後悔はしたくない!」 と思われている方も多いことでしょう。
ただ、注文住宅では決めることがとても多く、「自分たちの選択が正しいかどうかわからない」と不安になってしまう人も多いもの。
そこで今回は、注文住宅で後悔しがちなポイントを5つ紹介します。多くの人が後悔しているのはどのようなことなのか? そんな後悔ポイントを知っておけば、同じ轍を踏むことなく、家づくりの成功率をアップさせることができるはずです。
さらに、記事の最後では、注文住宅で後悔しないために必ず押さえておきたい3つのポイントも紹介します。ぜひこの記事を参考に、後悔のない家づくりを進めてください。
<注文住宅のカテゴリ別後悔ポイント>
家づくりに関する後悔は人それぞれですが、特に多くの人が後悔しているポイントというのもあります。そんなポイントを押さえて家づくりを進めれば、おのずと成功率はアップするはず。ぜひ参考にしてみてくださいね!
1:土地選び(立地)に関する後悔
家をどんな場所に建てるかは、家づくり成功の大きなカギの一つ。その分、土地選びに関する後悔の声も多く聞かれます。たとえば、「近くに病院が少なく、いざというときに困ってしまう」「夜の人通りが少なく、帰宅時に不安を感じる」「近くにレジャー施設があり、休日の人通りがとても多い」など。実際に住んでみると、下見の時とは印象が変わることもよくあります。
後悔のない土地選びのためには、実際の暮らしをしっかりとイメージしながら周辺を歩いて確認すること、また、時間帯や曜日を変えて、複数回足を運んでみることをおすすめします。
2:お金に関する後悔
家づくりでもっとも難しいといっても過言ではないのが、理想の家と予算との兼ね合い。家を建てるときはもちろん、建てた後の暮らしまで見据えた上で、予算を考えることが大切です。
お金に関して多く聞かれる後悔としては、「土地にお金をかけすぎて、建物にかけられる予算が少なくなってしまった」「想定外の出費が多く、当初の予算を大幅にオーバーしてしまった」「返済計画が甘かったために、住宅ローンが家計を圧迫することになってしまった」など。家づくりには土地・建物以外にもさまざまな費用がかかるため、あらかじめ家づくり全体に必要なコストを把握しておくことが重要なポイントです。
3:部屋の広さに関する後悔
「家具を置いたら狭く感じた」「思ったように家具を配置できない」「キッチンが狭く家族がすれ違えない」など、部屋の広さに関する後悔も多く聞かれます。部屋の広さは、家具や家電の配置までふまえて考えることが大切。どこに何を置くか、どこで何を使うかなどをしっかりと考えておくと失敗が少ないでしょう。
また、実際のシーンを具体的にイメージしながら考えることも大切です。たとえばキッチンなら、「料理は1人ですることが多いか、家族と一緒にすることが多いか」など、ライフスタイルにあわせて検討しましょう。
4:収納に関する後悔
収納のつくり方によって、暮らしやすさは大きく違ってきます。収納に関して多く聞かれるのは、「洗面脱衣室にも収納をつくればよかった」「リビングに収納スペースが足りない」「床下収納をうまく活用できない」「収納の扉が開けにくく使いづらい」といった後悔。
「収納はできるだけたくさんほしい」と考えがちですが、多ければ多いほどいいというわけでもありません。収納は、使い勝手が大切。ただ単に収納スペースを多く確保することを考えるのではなく、ライフスタイルや生活動線をふまえて綿密に計画しましょう。
5:配線に関する後悔
「調理家電を使いたいときに、コンセントが足りず不便」「配線を隠したいと思って見えない位置につくったら掃除がしにくい」「数ばかりを重視して使い勝手を考えていなかった」など、配線に関する後悔も多く聞かれます。
間取りが決まったら、家具や家電の配置を考えて、コンセントの数や位置を検討しましょう。季節によっても使う家電は違ってくるため、常に接続しておくものとそうでないものを精査しながら配置を決めていくのがおすすめです。
また、コンセントは抜き差ししやすい位置にあるかどうか、照明のスイッチはドアや家具の裏など使いにくい位置にきていないかなども要チェック。生活動線を想定しながら検討しましょう。
<家づくり成功の3つのポイント>
最後に、注文住宅で失敗や後悔をしないために、これだけは押さえておきたいというポイントを3つご紹介します。これらをしっかり押さえた上で家づくりをすれば、取り返しのつかない重大な後悔にはつながらないはずです。
ポイント1:理想の家や暮らしをしっかりイメージ
家づくりを成功させるためには、自分たちが建てたい家はどんなものなのか、建てた家でどんな暮らしがしたいのか、イメージを明確に持っておくことが何より大切です。そのイメージがはっきりしていれば、設備ひとつ選ぶ際にも、「こっちの設備のほうが自分たちにはあっている」と自信をもって決めることができ、後々になって「こんなはずじゃなかった」という残念な結果に至らずに済みます。最初の段階で、できるだけ具体的にイメージを描いておくようにしましょう。
ポイント2:実際の家をたくさん見る
インターネットなどで手に入る情報だけでなく、実際の家をできるだけたくさん見ておくことも家づくり成功の秘訣です。自分たちが理想とする家のイメージがわきやすくなります。もっとも手軽でおすすめなのは、モデルハウスに足を運ぶこと。いろいろな家を見て回れるだけでなく、営業担当者に気になることを質問できたりもします。実際の空間に立って、間取り図や写真だけではわからないことを体感しながら、建てたい家のイメージを固めていきましょう。
ポイント3:納得できるまで聞く・話す
マイホームは、人生で一番大きい買い物です。わからないことや不安に思うことを何となく放置して進めてしまっては、取り返しのつかない後悔にもつながりかねません。住宅会社などとのやりとりにおいては、納得できるまで質問や相談をし、納得できるまで話をするようにしてください。そうすれば、「こんなはずじゃなかった」「こうしておけばよかった」といった後悔を最小限に抑えることができるでしょう。少しでも悩んだら、その場で慌てて決めるのではなく、一度持ち帰って検討することも大切です。
<建ててよかった!と思える家づくりを>
注文住宅では、決めることがたくさんあります。そのため、迷ってしまって選べない、悩みすぎて疲れてしまった…という人も多いものです。できるだけスムーズに、最後まで楽しく家づくりを進められるように、また、完成した後も家族みんなが笑顔で暮らしていけるように、今回お伝えしたポイントを参考にしながら、上手に比較検討や取捨選択をしていっていただけたらと思います。
アヤホームにはファイナンシャルプランナーの有資格者が多数在籍しているため、お家のことはもちろん、お金にまつわるご相談も承っています。家づくりに関する疑問やお悩みがあれば、ぜひお気軽にご連絡ください。