こんにちは！アヤホームの中道です。

「いずれは新築で自分たちの家を持ちたい」と考え始めたら、まず必要なのが「土地探し」です。
家を建てる上で、どの場所・どんな環境に住むかは今後の暮らしの満足度を大きく左右します。本記事では「失敗しない土地探しのポイントや流れ」を、プロの視点から解説します。



土地探しを始める前に！事前に知っておくべきこと
後悔しないための土地探しのポイント7選
子育て世代におすすめな土地とは？
土地情報の集め方と土地購入先の選び方
まとめ：滋賀（草津・大津・守山）での土地探しはアヤホームにご相談ください

 

土地探しを始める前に！事前に知っておくべきこと

 

土地探し〜契約までの全体の流れ

家づくりは人生の大きな節目。土地選びからどんな流れで進んでいくのか大まかに知っておくだけで、「今何をすれば良い？」という迷いを減らすことができます。

主な流れは以下の通りです。

1. 希望条件整理（エリア・予算・広さ・駅や学校への近さ・治安や日当たりなど）
2. 資金計画と住宅ローン相談（頭金や月々の返済可能額シミュレーションなど）
3. 土地情報、分譲地情報の収集・比較
4. 現地見学・周辺環境の調査
5. 気に入った土地に申し込み・売買契約
6. 建物のプラン相談・設計
7. 建築・引き渡し・新生活へ

 

土地探しを始めるベストなタイミング

家を建てたい、購入したいと具体的な計画が見えてきたら、それが土地探しのベストなタイミングです。

希望通りの土地が見つかるまでには、一般的に2〜6ヶ月程度。
条件やエリアによって、すぐ見つかることもあれば、半年以上かかることもあります。
そのため、もし注文住宅で家を購入する場合、土地探しから住宅完成まで、平均で1年程度かかることも視野に入れて、余裕を持ったスケジュールを立てるのが理想的です。

もし新居への入居時期が決まっているのであれば、早めに土地探しを始めることで、じっくり比較検討できます。

 

土地探しと家づくり計画は一緒に進める

土地探しと家づくり計画は同時進行が重要です。
なぜなら、土地の形状や広さによって建てられる家の間取りや配置が大きく左右されるためです。
たとえば、希望する駐車スペースや庭の広さ、将来の家族構成に合わせた部屋数など、具体的な要望を住宅会社に早めに伝えることで、必要な土地の条件が明確になります。

プロと一緒に「この土地でどんな家が建てられるか」を検討しながら進めることで、無駄なく理想に近い土地選びが可能になります。

 

土地購入にかかる費用の内訳（土地代＋諸費用）

土地購入時には「土地代」以外にも多くの費用が発生します。

具体的には、不動産会社への仲介手数料、登記費用、各種税金（印紙税・固定資産税・不動産取得税など）、さらに水道・ガス・電気といったインフラの引込費用などが必要です。

これら諸費用は土地価格の5～10％程度が目安です。
諸費用まで確認した上で、土地選びをすることで、後から予想外の出費に慌てるリスクを減らせます。
住宅会社や不動産会社に「諸費用を含めた総予算シミュレーション」を頼むと安心です。

＜土地購入にかかる費用の例＞

・土地代金（交渉後の最終価格）
・仲介手数料（不動産会社経由の場合に発生）
・登記関係費用（名義変更時の司法書士報酬や登録免許税など）
・各種税金（印紙税、固定資産税、不動産取得税など）
・インフラ引込費用（水道・ガス・電気の引込等、未整備の場合）

 

後悔しないための土地探しのポイント7選

大切なマイホームづくりで後悔しないため、土地探しの段階でしっかりと確認すべきポイントがあります。
土地購入が初めての方でも安心して進められるよう、ここでは7つの具体的なポイントを解説します。

 

① 希望条件の優先順位をつける

「駅までの距離」「小学校の近さ」「自然が多い場所」「防災面が安心」…条件はさまざまでも、すべてを満たす土地を探すのは難しいこともあります。
ご家族で特に優先したい事項をリストアップし、「絶対に譲れないポイント」と「妥協できるところ」に分けておきましょう。

＜確認ポイント＞

・アクセス重視か、自然環境重視か、両方考慮するのか
・10年後・20年後も見据えて、暮らし方を想像してみる
・共働きの通勤利便や将来の子どもの通学も考慮に

 

② 周辺環境（通勤通学ルート）を調査する

土地を選ぶ際は、周辺環境をしっかり確認しましょう。
夜間の明るさや人通り、地域の雰囲気を現地でチェックすることが大切です。
通勤・通学ルートの安全性や、普段利用するスーパー・病院・教育施設へのアクセスも実際に車で移動したりして確認しておくと安心です。

＜確認ポイント＞

・スーパー・病院・公園・子育て支援施設の位置を調べて行き方をチェックする
・通勤や通学ルートが安全か、実際に朝や夕方の時間帯に歩いてみて確かめる
・昼夜の治安や人通り、街灯の有無を現地で見て確かめる

 

③ 土地の形状と日当たりを現地でチェック

同じエリア・同じ価格帯でも、土地の形や日当たりによって住みやすさは大きく変わります。
たとえば、四角い土地は建物や駐車場、庭の配置がしやすく、使い勝手が良いのが特徴です。

一方、旗竿地や変形地は価格が安いこともありますが、間取りや日当たりを工夫する必要があります。
特に日当たりは、隣の建物との高さや道路の方角によって大きく変わるため、現地でしっかり確認しましょう。

土地を購入する前に、住宅会社の担当者と一緒に現地を見て、どれくらい家の設計において柔軟に対応ができるのか、アドバイスをもらうと安心です。

＜確認ポイント＞

・庭やリビングに十分な日当たりが確保できるかチェックする
・隣家や道路との高低差はどうか、プライバシーや排水に問題がないか現地で確認する
・午前・午後など異なる時間帯に訪れ、実際の日照や影の出方を比べてみる
・住宅会社の担当者と一緒に現地を見学する

 

④ 接する道路幅の確認

前面道路は車の出入りや日々の生活のしやすさに大きく影響します。
建築基準法では、原則として幅員4m以上の道路に2m以上接していないと家を建てられません。道路幅が十分かどうかを必ず確認しましょう。

また、前面道路の通行量も確認が必要です。通勤や通学の安全性も重視してチェックしましょう。

＜確認ポイント＞

・前面道路の幅が4m以上あるか、建築基準法の接道要件を満たしているか
・車通りや交通量はどうか、騒音や安全面も確認
・夜間の明るさや歩道の有無、通勤・通学時の安全性もチェック
・公道か私道かで維持管理や将来の利便性が異なるため、違いを把握

 

⑤ ハザードマップで自然災害リスクを調べる

ここ数年で災害リスクへの意識は全国的に高まっています。
身の安全のためにも、自治体公開のハザードマップ（災害危険度エリアマップ）を活用して、「水害」「地震」「土砂災害」などの発生リスクや、過去の災害事例がないか確認しましょう。

＜確認ポイント＞

・浸水想定区域や土砂災害警戒区域、活断層の位置
・役所でハザードマップや過去の災害履歴を確認する
・実際に避難所まで歩き、道幅や安全性、所要時間をチェックする

 

⑥ 法的規制「建ぺい率・容積率・用途地域」を押さえておく

土地には建築基準法や都市計画法などによる用途地域、建ぺい率・容積率、高さ制限、斜線制限、接道義務など多くの法的制約が存在します。

たとえば、希望する広さや間取りの家が建てられない、駐車場や庭が十分に確保できないなど、土地ごとに建築可能な内容が大きく異なります。

土地を買う前には必ず、建築を依頼する住宅会社に理想が実現できる土地なのか相談しましょう。

 

⑦ 現地に足を運び、時間帯・曜日を変えてチェック

インターネットや図面での情報収集は便利ですが、その土地が候補に入るかどうかは、必ず現地見学が必要です。
土地の高低差や周辺環境、道路幅、日当たりなどは現地でしか分からないため、複数の時間帯に訪れて確認しましょう。

 

子育て世代におすすめな土地とは？

 

ゆとりのある広い土地

広い土地は、駐車スペースや庭、将来の家族構成の変化にも柔軟に対応できます。
郊外の土地は、敷地に余裕のあるエリアが多いので、ご家族がゆとりを持って暮らせる住まいを建てられるためおすすめです。

また、土地が広ければ、家づくりにおける選択肢の幅も広がります。
庭や広いリビング、間取りの自由度など…「家族みんなの楽しみ」が叶いやすい余白があります。
道路幅もゆったりと設計できるため、車の出し入れや来客時の駐車も安心です。

 

閑静な住宅街が魅力の分譲地

分譲地とは、住宅会社が開発する、住宅を建てるために土地が区画ごとに分けられ、インフラや道路などが計画的に整備された土地のことです。

特に、その中でも駅から少し離れた郊外の分譲地は、静かでのどかな住環境が魅力的。
同世代のご家族が多く集まりやすく、安心して長く暮らせるコミュニティが形成されやすい傾向があります。

また、道路幅が広く日当たりも良好で、すでに上下水道や電気・都市ガスなどのインフラも整っているため、コストも抑えながら効率的な家づくりができます。
分譲地内や周辺には公園や子育て支援施設など、ファミリーに嬉しいスポットが近くに整備されていることも多く、子育て世代にとって安心して暮らせる環境が整っています。

 

通り抜けの車が少ない場所にある土地

通り抜けの車が少ない土地は、交通量が少なく静かな環境が保たれやすいです。
夜間も車の出入りや騒音が少ないため、安心して過ごしやすく、防犯面でも不審者が目立ちやすくなります。

また、騒音に悩まされることもなく、落ち着いた暮らしができるのもメリットです。
小さなお子さまがいるご家庭や、将来子育てを考えている方にとっても、安心して暮らせるポイントになるでしょう。

 

土地情報の集め方と土地購入先の選び方

信頼できる住宅会社や不動産会社をパートナーに選ぶことで、希望条件に合った土地の提案や、購入時のリスクや注意点についても具体的なアドバイスを受けることができます。

ここからは、具体的にどのような点に注意して土地の情報を集めたり、土地の購入先を選べばよいのか解説します。

まずは、土地の選び方の選択肢で代表的なものをご紹介します。

 

インターネットの不動産ポータルサイトの活用

スマートフォンやPCから手軽に最新の土地情報や相場を確認できるのが不動産ポータルの強みです。
エリア・広さ・価格だけでなく学校等の周辺施設などを条件に絞ってまずは一括で検索できるのがメリットです。

 

地域に密着した不動産会社・住宅会社に相談

地元の不動産会社や住宅会社には、ネットに出ていない掘り出し物の土地や、最新情報が集まってくることが多いです。
そのエリアならではの特性をよく知るプロに相談することで、土地の条件やそれに合わせてどんな家が建てられるかも、じっくり相談できます。
仲介手数料の支払いが必要のない、土地を自社で開発している分譲地を持っている住宅会社もおすすめです。

 

信頼できる不動産会社・担当者の見極め方

信頼できる会社・担当者と出会えるかどうかも、土地探し成功の大きなポイントです。
質問にしっかり耳を傾け、リスクも丁寧に説明し、無理な勧誘をせず親身に対応してくれる担当者を選びましょう。

・デメリットやリスクも包み隠さず説明してくれる
・相談や連絡への返答が丁寧
・希望条件に対して柔軟に提案してくれる
・土地探しと家づくりを一括で相談できる
・様々な土地の施工実績があり、地域特性を熟知している

 

まとめ：滋賀（草津・大津・守山）での土地探しはアヤホームにご相談ください

今回は、土地探しのポイントや具体的な流れ、情報収集のコツについて解説しました。
理想の土地に出会うためには、まず家族で希望条件の優先順位を明確にし、エリア特性や将来の都市計画、防災情報なども含めて多角的に検討することが重要です。

また、現地見学の際も、住宅会社など信頼できる専門家のアドバイスを受けることがポイントになります。

アヤホームは、不動産のプロである「アヤハ不動産」を母体としているため、滋賀県で豊富な分譲地を多数取り揃えています。
子育て世帯に人気の土地、街並みの美しさなど、地域特性に精通したスタッフが、土地のご提案から家づくりまで一貫してサポートいたします。
滋賀県で新築を検討中の方は、ぜひお気軽にご相談ください。

▼子育て世代におすすめの分譲地情報（草津市・大津市）はこちら
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