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コラム

2025.05.29.

中道  健太 中道 健太

金利タイプで家計が変わる!?固定金利・変動金利の特徴と選び方を徹底比較

資金計画

こんにちは!アヤホームの中道です。
住宅ローンを検討する際に必ず出てくるのが「固定金利」「変動金利」。聞いたことはあるけれど、実際どちらを選べばいいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。金利の選択は、返済総額や家計の安定性に大きく影響を与える重要なポイントです。
本記事ではそれぞれの金利タイプの仕組みや特徴をわかりやすく解説し、どのようなライフスタイルにどちらが向いているのかをご紹介します。また、アヤホームならではの金利選びのサポート体制についても触れています。これから家づくりを始める方、住宅ローンに不安を感じている方は、ぜひ参考にしてください。

 

そもそも「固定金利」「変動金利」とは?それぞれの基本を知ろう


住宅ローンを組む際、まず悩むのが「固定金利」と「変動金利」、どちらを選ぶかという点です。家を建てることは人生で最大の買い物の一つ。何十年にもわたって支払い続ける住宅ローンの金利は、家計に大きな影響を及ぼします。だからこそ、金利の種類と仕組みを正しく理解しておくことがとても大切です。

 

固定金利とは?


固定金利とは、住宅ローンの契約時に決まった金利が完済まで変わらないタイプの金利です。たとえば、35年ローンを組んで固定金利1.5%が適用された場合、返済期間中ずっと1.5%の金利が適用され続けます。

 

変動金利とは?


変動金利は、市場の金利動向に応じて半年ごとに金利が見直されるローンタイプです。ただし、実際の返済額は5年間据え置き、5年ごとに返済額が見直される「5年ルール」、そして1回の返済額増加は最大で1.25倍までという「1.25倍ルール」などの仕組みで、急激な負担増にならないよう工夫されています。(金融機関によってはない場合があります)

 

固定金利のメリット・デメリットとは?将来の安心感が魅力


固定金利は、住宅ローン契約時に設定された金利が返済期間中ずっと変わらないタイプのローンです。金利変動の影響を受けないため、長期間にわたる住宅ローン返済において安心感が大きな魅力です。では、具体的にどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。

 

固定金利のメリット


1. 返済額が一定で将来の見通しが立てやすい
固定金利の最大のメリットは、返済額がずっと変わらないという点です。月々の支払い額が一定なので家計管理がしやすく、将来のライフイベント(教育費や老後資金など)に向けた資金計画が立てやすくなります。

2. 金利上昇時のリスクがない
日本では今後、物価上昇や金融政策の影響により金利が上昇する可能性があります。固定金利を選んでいれば、たとえ市場金利が上がっても影響を受けず、契約時の金利のまま返済を続けられます。将来的な金利上昇を不安視する方には、非常に有利な選択肢と言えるでしょう。

3. 精神的な安心感がある
住宅ローンは20年、30年と続く長期契約です。その間金利の変動に一喜一憂せずに済むという点でも、固定金利は精神的な安定をもたらしてくれます。特に、共働きでない家庭や収入変動の少ない職種の方には安心な選択です。

 

固定金利のデメリット


1. 変動金利と比較して初期金利が高い
一般的に、変動金利に比べて固定金利は0.3%〜0.8%ほど高めに設定されていることが多いです。そのため、短期間で返済を完了したい方や、資金に余裕がある方にとっては金利差がネックとなることもあります。

2. 金利が下がっても恩恵を受けられない
仮に市場金利が下がった場合でも固定金利を選んでいると返済額は変わらず、低金利の恩恵を受けることはできません。金利が大幅に下がるような局面では、結果として割高なローンになってしまうこともあります。
固定金利は「堅実に返していきたい」「ライフプランに影響を出したくない」と考える方にとって、有力な選択肢になります。次章では変動金利の特徴とメリット・デメリットを詳しく見ていきましょう。



 

変動金利のメリット・デメリットとは?金利の低さが最大の強み


変動金利とは、半年ごとに基準金利が見直されるタイプの住宅ローン金利です。契約時の金利は低めに設定されていることが多く、初期の返済負担を抑えたい方に人気があります。しかし、将来的な金利変動によって返済額が変わるリスクもあるため、その仕組みを正しく理解しておくことが大切です。

 

変動金利のメリット


1. 初期金利が低く、返済額を抑えられる
一般的に、変動金利のスタート時の金利は固定金利より0.3%〜0.8%程度低く設定されることが多いです。たとえば、固定金利が1.5%のときに変動金利が0.7%で設定されていれば、月々の返済額に大きな差が生まれます。そのため、ローン開始当初の返済負担を抑えたい方には魅力的な選択肢です。

2. 金利が下がれば、総返済額も抑えられる可能性がある
経済状況によって市場金利が下がると借入金利も引き下げられる場合があり、トータルの返済額が減る可能性があります。金利が下がり続ける局面では、変動金利の方が結果的に「得」になるケースも。

3. 短期返済との相性が良い
10年以内などの短期間で住宅ローンを完済する予定の方にとっては、金利が上昇する前に完済できる可能性があり、金利の恩恵を受けやすいという利点もあります。

 

変動金利のデメリット


1. 将来的に返済額が増えるリスクがある
金利が上昇すると、当然ながら月々の返済額や総返済額が増えることになります。日本は現在超低金利時代が続いていますが、将来的にインフレや金融政策の変更によって金利が上昇する可能性もゼロではありません。

2. 資金計画が立てづらい
返済額が数年後に変動する可能性があるため、長期的な家計の見通しが不透明になりがちです。教育費や老後資金など、将来の支出とのバランスを慎重に考える必要があります。

3. 心理的な不安がつきまとうことも
「いつ金利が上がるのか」「急に返済額が増えたらどうしよう」といった不安を抱えながら返済を続けることは、精神的な負担になることもあります。

変動金利は、上手に使えば非常にお得な選択肢です。しかし、リスクと向き合いながら家計に無理のない返済計画を立てることが重要です。



 

固定か変動か、どう選ぶ?ライフスタイルや資金計画に合わせた選択法


「固定金利」と「変動金利」にはそれぞれに異なるメリット・デメリットがあり、どちらが正解とは一概に言えません。大切なのは、ご自身やご家族のライフスタイル・将来設計・収支バランスに合わせて選ぶことです。ここでは、選択時に押さえておきたいポイントを紹介します。

 

家計の安定性を重視するなら「固定金利」


現在の収入が安定しており、将来にわたっても大きな変化がないと見込めるご家庭には、固定金利が向いています。毎月の返済額が変わらないため、長期的な資金計画を立てやすく、教育費や老後資金の積立なども安心して進めることができます。
特に、以下のような方には固定金利が適しています
・子どもがまだ小さく、これから教育費がかかる家庭
・共働きではなく、収入源が限られている家庭
・将来の金利上昇が不安な方

 

少しでも総支払額を抑えたいなら「変動金利」


反対に、短期間での繰り上げ返済を予定していたり、今後の収入アップが期待できる方は、変動金利を選ぶことで初期の支払い負担を軽くすることが可能です。特に借入期間を15年未満に設定したり、ボーナスを活用して積極的に返済していく予定の方には、変動金利のメリットが活きやすいです。
こんな方におすすめです。
・収入に余裕があり、将来昇給の見込みがある
・10〜15年以内の完済を計画している
・金利変動リスクを理解しつつ、自己管理ができる方

 

中間型・ミックスローンという選択も


実は、「固定か変動か」だけでなく、ミックスローン(固定と変動を組み合わせた住宅ローン)という選択肢も存在します。これは、借入金額の一部を固定金利、もう一部を変動金利にすることで、両方のメリットを活かす方法です。金利の変動リスクを分散したい方には、このミックス型もおすすめです。

 

選ぶ前にすべき「3つの準備」


・自分たちのライフプラン(子どもの進学・車の買い替え・老後の備えなど)を把握する
・将来の収入と支出の変動をシミュレーションしておく
・金融機関や住宅会社と複数プランを比較して検討する
どちらの金利タイプにも正解・不正解はありません。自分たちの暮らしに最もフィットするかどうかを軸に考えましょう。

 

アヤホームが考える金利タイプの選び方


住宅ローンは、家づくりを始めるうえで避けて通れない重要な要素です。特に「固定金利」と「変動金利」のどちらを選ぶかによって、将来の返済計画や生活の安定性が大きく左右されることもあります。とはいえ、金利の知識は専門的で難解。初めての家づくりで「自分で決めるのは不安」と感じるのも当然です。
アヤホームでは、お客様一人ひとりに合わせた金利タイプの選び方を丁寧にサポートしています。



 

家づくりの初期段階から資金計画をサポート


アヤホームでは、単に家を建てるだけでなく、「どのくらいの予算で、どんな暮らしができるのか?」という視点から家づくりをスタートします。ローンの返済額が家計に与える影響は大きいため、建築費用だけでなく、住宅ローンのシミュレーションや金利タイプの比較も初期段階からご提案しています。
・「月々の返済はどのくらいに抑えたいか?」
・「今後の教育費や老後資金をどう確保していくか?」
・「ボーナス払いを利用するか、しないか?」
このようなライフプランのヒアリングをもとに、最適な金利タイプや返済方法をご提案します。

 

金融機関との連携で最適なローンプランを紹介


アヤホームは、地元の金融機関とも強固な連携を持っており、お客様の状況に応じた最適な住宅ローン商品をご紹介することが可能です。金融機関ごとに異なる商品・金利・審査基準についても丁寧に解説し、比較検討のお手伝いをしています。
・固定金利が得意な銀行
・特別金利キャンペーンを実施している金融機関
・ミックスローンを柔軟に対応してくれる住宅ローン会社 など
住宅ローンは金融商品でありながら、「暮らしの質」に直結するものです。アヤホームはその橋渡し役として、お客様にとって最も安心できる選択肢を導き出します。

 

専門家による安心のサポート体制


「難しい言葉が多くて理解しにくい」「ローンの手続きに不安がある」といった声にもお応えできるよう、アヤホームでは住宅ローンに詳しいスタッフが在籍し、初回相談から契約・入居後まで継続的にフォローしています。
・ローン審査に必要な書類の準備
・金利タイプの仕組みやリスク説明
・返済シミュレーションの実施と共有
不安や疑問は一人で抱えずプロのサポートを受けながら家づくりを進めていくことが、後悔のない選択につながります。

住宅ローンの金利タイプは、家づくりにおいて極めて重要な選択です。固定金利は安心と安定を求める方に、変動金利は初期負担を抑えたい方に適しています。それぞれにメリットとリスクがあり、家族構成やライフプラン、将来の収入見込みによって最適な選択肢は異なります。
アヤホームではお客様の家計状況や人生設計に寄り添いながら、最適なローンプランのご提案と金融機関との連携によるトータルサポートを行っています。金利の選び方に迷ったら、まずは一度ご相談ください。安心して家づくりを進められるよう、経験豊富なスタッフが全力でサポートいたします。

中道  健太

営業スタッフ(草津店店長)

中道 健太

KENTA NAKAMICHI

まずは、アヤハの家を実際に見て、知っていただければと思います。当社には決まった間取りプランはありません。すべてフリープラン(自由設計)で一棟ごとに要望をしっかりお聞きし、お客様それぞれの条件にマッチしたお家づくりを一生懸命させていただきます。私たち一緒に夢の詰まったマイホームを建てましょう!